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2018年7月

2018年7月 4日 (水)

窓(トステム)のプリーツ網戸を修理します

ご無沙汰しておりましたが、久々にDIYのネタを書こうと思います。

家のあれこれを自分で直してDIYネタは沢山あるのですが、忙しくてそのままスルーしていました。
今回の窓の折り畳み網戸の修理は、ネット上探しても一切情報が無く、皆さんのお役に立てるのではないかと思って、記事にした次第です。
我が家の窓は全てトステム(現リクシル)の樹脂サッシで「マイスター」というモデルが使われています。
家を購入してから、かれこれ15年が経過して、あちこち痛んできていますが、窓の網戸が先日、損傷しまして、開閉できなくなってしまいました。
網戸はアコーディオンのように折り畳み式で左右に開閉する仕組みです。
網が風でたわまないように、上、中、下と、3本の糸のようなものが通っています。
今回はその糸が切れた為、網戸の取ってが斜めになり、開閉不能となってしまいました。
まずは窓から網戸を取り外します。
Photo_2
網戸は金具を使って4隅が固定されています。ビスを外して、金具を取り外します。
金具以外に黒いプラスティックのクリップのようなものが、サッシ側に網戸の左と右と下に貼れており、網戸に挿し込んで固定されていま。
ヘラのようなものを入れるか、網戸を壊れないように引っ張ることで、外すことができます。
Photo_3
Photo_4
糸が切れた網戸は取っ手部分がまっすぐにならず、開閉が正しくできません。
調べてみると、網戸の上下左右の枠内に糸が縦横無尽に配されていることが分かります。
網戸の修理の為に、外枠の左右カバーと、取っ手部分カバーを取り外す必要があります。
Photo_5
Photo_6
ドライバーをへりに挿入して、浮かせます。
Photo_7
浮いた隙間にプラスティックのヘラなどを入れて、横に滑らせると、傷をつけずにカバーを取り外すことができます。
Photo_8
取っ手の印の部分は横方向に引っ張るとカバーで外れます。外れにくい場合は、ヘラを使います。
Photo_9

取っ手のカバーを外すと、レールのようになっており、ビスが5個留まっています。
このビスに糸が沢山固定されています。
この糸を観ただけで、多くの人は修理をあきらめてしまうと思います。
それくらい複雑なのです。
私は壊れていない網戸を分解して、糸の配置を調べました。
糸は3系統に分かれており、以下の通り通されていました(大型のサッシでは4系統あるものもあります)。
Photo_12
Photo_13
Photo_14
真ん中の棒が取っ手と考えて下さい。
網部分に見える3本の糸が、上枠か、下枠を経由して、取っ手内で固定されていたのです。
図中の「奥」「手前」という文字は、網戸の表からみて、奥の穴を通しているか、手前の穴を通しているかという意味です。
今回は一番上の図の経路である①―③間で糸が切れていたので、糸を取り換えることにします。
Photo_15
切れている糸を根元から切断します。最初はハサミで切ろうとしましたが、全く歯が立たず、ニッパーで何とか切れました。
説明が遅れましたが、この糸が実はすごい素材で、「ベクトラン」というクラレが開発した超強度で、耐摩耗性に優れ、伸びないとんでもないやつなのでした。
ネットで探すとアマゾンや楽天で売られています。
太さが色々ありますが、ノギスで計測すると、0.8mmでしたので、アマゾンで注文しました。

Photo_17
ベクトランロープはメートル単位で購入することができます。糸の長さは1経路につき、窓枠一週分(0.6m×1.2mの網戸なら、3.6mあれば足ります。)
10_2
糸の端には、元々ビスに留める為の金属の輪が付いていましたが、今回は節約の為に、糸の端に輪を作り、これをビスに留めることとしました。
11
図中の③のビスに糸の端を固定しました。糸を取っ手の下へと導き、網の下部を右へと通します。
12
糸を通す際に、そのままの状態ではふにゃふにゃと曲がってしまい思うように通せないと思います。
スムーズに通す為に、ワンポイント。
糸の先端を3㎝程度、瞬間接着剤で固めます。針のようになるので簡単に各部を通すことが可能になります。
13.
糸を網の中に通します。元々糸が通っていた場所にはくせがついていて通しやすいと思います。
14

糸が右端まできたら、折り返して、下枠を左へと糸を通します。
15

糸左端まで来たら、左枠の中を上へと糸を通します。
16

左上の手前の穴を通します。

17
上枠の中を通して、取っ手上部から中へと糸を通します。

18

糸の長さを調節した上で、反対側も輪を作ります。

19
取っ手の①のビスに固定します。
ビスは左右に動きますので、糸のテンションを調節することができます。
最初に固定した③のビスのところは、別の経路の糸が上から留められている為、左右に動かして調節することが出来ないので、①のビスで調整するとよいでしょう。
(写真ではビスの大まかな位置をマスキンク゛テーフ゜で目印をつけています。)
20

糸のテンションを上げすぎると、網戸を閉めた際に、取っ手部分に隙間が空いてしまうことがあるので、わずかに緩めにします。
何度か開閉して、調節するといいと思います。
今回は①ー③の経路のみの修理を行いましたが、同じような手順で②―④、③―⑤の経路も修理可能です。
21

糸の修理が終わったら、取っ手のカバーをはめ込み、左右枠のカバーもはめ込んだら、サッシに取り付けます。
上枠の金具に網戸の上部を差し込んだ上で、左右と下のプラスティックの固定パーツに押し込み、四隅を金具でビス止めして終わりです。
古い窓サッシは規格が変更になっていて、現行サッシの網戸と寸法が異なるものも多く、網戸自体が廃番になっているものも少なくありません。
網戸を専門で作成している会社もあるようですが、思いのほか高額だったりします。
修理専門の会社も見つけましたが、そこそこの金額でした。
糸を通す部品や枠や取っ手が破損した場合は、部品が無い為、修理は困難ですが、糸が切れただけであれば、修理することができます。

特別な工具も必要ありませんので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

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