マキタ電動式クリーナー4076DWのニッカド電池を交換しました
我が家にはマキタの電動式クリーナーが3台ありまして、各階においてあるのですが、この度、古いクリーナーの充電ができなくなってしまいました。
何とかならないものでしょうか・・・?
こうしたニーズに答えるように、各社で互換バッテリーを発売しています。
値段は3,000円前後といった感じですね。
微妙な価格と、謎メーカーの互換品というと、若干の不安が残ります。
何とかならないものでしょうか・・・?
容量が異なるだけで形が同じです。
容量が多い「レーシングパック1600SP」を購入することにしました。
他にもラジコン用のバッテリーが数多く売られています。ラジコン用の互換バッテリーということみたいです。ニッカドバッテリーに混じってリチウムイオンバッテリーも売られていますが、充電器に互換性が無いのでニッカドバッテリーを選ばないといけません。
このように、形状は同じなんですが、タミヤ製のバッテリーの方が少し大きいです。
壊れにくいように端部に樹脂のパーツを付けているからです。
このパーツが付いていると、クリーナーの中に入らないので取り外します。
コネクターも異なるものが付いているので、純正バッテリーから移植しなければなりません。
タミヤバッテリーのコネクターを切断しました。黒と赤のケーブルです。
純正バッテリーのコネクターを見ると、ケーブルが3本付いています。よくみると、赤が1本と黒のケーブルに枝分かれして黄色のケーブルが繋がっています。
純正バッテリーのケーブルを切断して、タミヤバッテリーに繋げます。
半田付けが手軽ですが、今回は圧着スリーブを使って接続してみます。
赤と赤のケーブル、黒と、黒+黄色のケーブルをそれぞれ接続します。
このような電工用の圧着工具を用います。圧着の他にケーブルの被覆を剥くことが出来ます。(家庭の100V配線を繋ぐ場合にはこういった工具を使わないといけません。)
これから繋ぐケーブルの先端の被覆をそれぞれ剥ぎ、圧着スリーブに2本のケーブルの先端を差し込みます。 圧着工具でスリーブをぎゅぎゅっと潰します。スリーブの径にあったところでむぎゅっとやるのです。 こんな感じでスリーブが潰れて、ケーブルが抜けなくなります。このままでは絶縁性が無いので、ヒシチューブという熱で収縮するスリーブを被せます。
ビニールテーフ゜でも良いのですが確実性が違います。 被せたらドライヤーの温風か、ライターの火(遠目)で熱を加えます。
このようにスリーブが縮んで密着します。
元々、タミヤバッテリーは全体が絶縁被覆で覆われていたのを、樹脂のカバーを取る為に、カッターで切ってしまいましたので、新たに絶縁することにします。
ビニールテープを巻いたりしても良いですが、今回はほクリーナー側にほとんど余裕がないことから、フィルムで絶縁したいと思います。 この白いフィルムは、物干し竿を補修するためのものでして、「セキスイ竿用チューブ A-40」という商品です。
直径3.8㎝から4.2㎝までの竿を補修することが出来ます。
4m分入っています。
これをバッテリ―より少し長めに切って、バッテリーを中に入れます。
ドライヤーで熱すると、フィルムが縮んでいきます。
こんな感じでぴったりとバッテリーに密着しました!
ぴったりと掃除機の中に収めることが出来ました。
以前と同じように充電して、使えるようになりました。
加工の手間を考えると、互換バッテリーを購入する方がいいのかもしれませんね。